● なぜ、現代でも桐箱が使われているのか?
桐箱に限らず、箱ものなら今ではどこでも安く、手に入れることができる時代です。
そんな中、現代でもなぜ、桐箱の需要があるのか?
それは、「あなたにとって、大切なモノ・思い出のモノ」を必ず守ってくれるからです。
桐は、守ることに特化しているのです。
● 桐箱が守ることに特化している2つの理由
桐箱が優れている理由として、「酸化防止」「気密性」の2つの特徴があります。
・【酸化防止】
紙や古い文献、掛け軸、着物などは酸が含まれています。
反対に桐は、木材では珍しい弱アルカリ性。
むき出しで保存すると、酸化が進みボロボロの状態になってしまいますが、
桐箱に入れることで中和反応が起き、劣化を防いで守ってくれます。
・【気密性】
桐箱の内部の温度・湿度は、どんな環境でも常に一定に保ってくれます。
外部から遮断された空間になっているのです。
熟練の職人でないと、気密性のある桐箱は製作できないです。
ぷち雑学ですが、「金庫の内側」に桐を仕込んでいるものもあります。
これは熱伝導率が低いため、炎からしっかり守ってくれるからです。
● 桐匠根津で使用している材料・技法
・弊社では、新潟県の豊かな自然の山中で育った「津南桐」を使用しています。
津南は日本三大豪雪地と言われるほど雪深く、その中で育った桐は寒さで成長がゆっくりなため、身が引き締まりとても丈夫に育ってくれます。
・表面を焼いて仕上げる「時代焼き仕上げ」を施しています。
焼くことで、汚れや傷に強く色褪せもしないため、綺麗に長くお使い頂けます。
弊社独自の時代仕上げ工法は「一社一技術」として、群馬県から公式に革新技術認定を頂いております。
ツヤ、深みのある色合いを出すために、手作業で一つ一つ丁寧に職人が磨け上げていいます。
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・本製品の概要・
サイズ(約):外寸(全体):縦34.5cm 横25.5cm 高さ6cm
サイズ(約):内寸(下箱):縦31cm 横22cm
☆こんな方には、おすすめ☆
・古い文献や書類、資料を安全に保存したい
・領収書などの一時保存で使用したい
・革製品や布製品など、湿度に弱くカビたら嫌なもの
・大切な人からのお手紙や写真をいつまでもキレイに保存したい
・デスク周りの整理整頓で使用したい
桐は、「高尚」という花言葉。
また、伝説の霊長である鳳凰が、唯一桐の木にだけ止まるとされ、日本でも神聖な木とされています。
上品で、神聖な木とされている桐を、プレゼントで渡すのもおすすめです。
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▲お手入れ注意事項▲
・お手入れする際は、乾いたフェルトなど柔らかい生地の物で行ってください。
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▲ご注意事項▲
※空色鼠(灰色)か、栗皮色(茶色)どちらかの色をお間違えないようご選択してくださいませ。
※一つ一つ手作りのため寸法が多少前後します。
木目も写真の物と異なります。ご了承ください。
※ゆうパックでの発送となります。
時間・日付指定をご希望される場合には、ご連絡くださいませ。